救援事業って何??
- ヒョードー ミキヒロ
- 2024年1月29日
- 読了時間: 3分
皆さん「救援事業」というのを聞いたことがあるでしょうか?
たぶんほとんどの方が聞いたことがないと思うのですが、簡単に言うと「便利屋さん」みたいなものです。
「機動性の高いタクシーを使って、地域の困ってる方の手助けをしよう!」って感じです。
これは、運輸局に事業者が申請をして許可を得られれば、救援事業にタクシー車両を使うことができるのです。
ネットでこの救援事業というのを知った時、「これは良い!」と思いすぐに申請をしました。
理由としてはこんな感じ。
①私は介護福祉士で、実務者研修(昔でいうヘルパー1級相当)も修了している。
②地域の役に立ちたい
①については、実は介護保険で利用できるヘルパーさんは結構制約があって、やってはいけない事もたくさんあるのですよ。
例えばヘルパーさんは、窓拭きや草刈りなんてのもやってはダメだし、電球の交換もダメ。
あと、タバコやお酒なんかの嗜好品の買い物代行もNGなんです。
電球の交換なんて、高齢者はめちゃくちゃ危ないと思うのですが…。

②の地域の役に立ちたいってのは、まぁその通りです。
「ちょっと困ったなぁ」って時に気軽に利用してくれると嬉しいです。
ちなみにとあるサイトでは、救援事業の料金はだいたい「30分2,000円くらい」って載ってましたが、しまなみ介護タクシーでは、基本「30分1,000円」です(内容によって少し変わる場合があります)。
一般的な価格の半額なので、気軽に使ってくださいね。
■できること
しまなみ介護タクシーでは、救援事業を「困りごとお手伝いサービス」と名乗ってます。
で、できることはこんな感じ。
・ちょっとした家事代行全般
・買い物代行
・散歩の付き添い
・薬の受け取り
・ペットの散歩
等など…。
■これまでにお受けした内容
しまなみ介護タクシーは昨年の春に開業したばかりなので、まずはタクシー業に注力するため、困りごとお手伝いサービスについてはあまり宣伝をしていませんでした。
なので、実はまだほとんど実績はありません。
ですが、今年からは困りごとお手伝いサービスももう少しご利用していただけるといいなぁと思っています。
なお、これまでのご利用はこんな感じでした。
①お薬の受け取り代行
午前中の通院にタクシーを利用していただいて同行したのですが、お薬の受け取りが夕方になるとのことで、通院で疲れたお客様の代わりに夕方に薬を受け取りに行って、お届けしました。
②自宅内転倒の救助
タクシーをよくご利用していただいている方から夜中12時くらいに「自宅で転倒して立ち上がれない」とお電話があり、急いで駆けつけて助けました。
ちなみに大きなケガはありませんでしたよ。
良かった良かった。
③お弁当の買い物代行
日曜日の昼食と夕食のお弁当の買い出しです。
ちなみにお薬カレンダーに一週間分のお薬をセットもしました。
こんな感じでいろいろやってます。
もちろんお受けできない内容もあるので、「こんなこと頼めるかしら?」って思ったらまずはお気軽にお問合せくださいね。
ちなみに介護業界的に言うと「生活援助」のみで「身体介護」は行っておりません。
ではまた。
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